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那須温泉郷
高原の別天地に、古き湯治場風情が残る。

白煙を吹き上げる活火山・茶臼岳の南麓に、四季の風光に恵まれる温泉たちが点在する。1300年前に発見されたという「那須湯本」を中心に、豊富な湯量の「大丸」、超大型露天風呂の「北」、ツツジの名所「八幡」、絶景のいで湯「高雄」、高原の木々に包まれる「新那須野」などがそれぞれの薬効豊かに情緒を競い合っている。とりわけ那須湯本の共同浴場「鹿の湯」は最も歴史が古く、ひなびた湯治場情緒にあふれている。

■茶臼岳
 茶臼岳は栃木・福島県境に連なる那須連峰の主峰で、標高は1915メートル。火口からは今も噴煙が吹き上がる。9合目の山頂駅まではロープウェイで約4分、山頂駅から頂上までは歩いて約30分で登れる。頂上からの眺望は抜群で那須野ヶ原から磐梯山、吾妻連峰、日光連山などの大パノラマが楽しめる。下りは歩いてもよく、約1時間でロープウェイ山麓駅に着ける。

■殺生岩
現在の中国などで悪事を重ねてきた金毛白面九尾の狐が、12世紀初め、日本へ渡り、宮廷に入り、玉藻前となって鳥羽上皇の寵愛を受けるようになった。しかし正体が見破られ那須野ヶ原に逃げてきたが、命を奪われてしまった。その魂は巨大な石となり毒気を吐き続け、近づくものすべてを殺してしまうと恐れられていた。これが殺生石のいわれである。今では近づいても殺されてしまうことはないので、ご安心を。
■那須観光協会 Tel. 0287-76-2619


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